縁起物デザイン
めでたい・縁起物デザイン特集
年賀状として王道な、お正月の縁起物入りデザインを集めました。スタンダードなものから現代風にアレンジしたものまで、デザイナー厳選の年賀状をお楽しみください。
\ この他にも縁起物入りデザインが盛りだくさん! /
意外と知らないお正月の縁起物の意味
松は「神を待つ」との意味を含み、竹・梅とともに長寿の象徴とされ、年神様は「門松」を目印に来臨するといわれています。
※年神様=大晦日の晩に各家のご先祖さまを導いて、家々へやって来られ、家族と一緒に過ごす神様といわれる
梅は、早春に他の花よりに先駆けて咲くため、
「出世」「開運」の象徴です。また、厳しい寒さの中でも清らかな花を咲かせ、芳香を漂わせることから縁起の良いものとされています。
お正月を迎えるために飾るものというイメージの強い鏡餅ですが、本来は年神様を迎えるためのお供物です。鏡餅の丸い形は円満を、2つ重ねるのはかさねがさねを表し、円満に年を重ねるという意味を持っています。鏡餅には、お正月の間年神様が宿るといわれているため、供えていた鏡餅を鏡開きの日に皆で食べることで、そこに宿った力を分けていただくと共に、一年間の健康や幸せを願います。
凧揚げはもともと、年のはじめに両親が男子の誕生を祝い、その無事な成長を祈る儀礼として行われていたものです。凧をお正月に揚げる理由は、
「立春の季に空に向くは養生の一つ」(=暦の上で春がはじまる立春。そろそろ外で空を見上げると健康に良い)
という言葉から、転じてお正月に凧揚げが行われるようになりました。